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鯉のぼり

撮 影
上3つ
高知県葉山村
中2つ
高知県高知市

下3つ
高知県伊野町

うすぐ5月5日子供の日です。そして、男の子のお節句『端午の節句』ですね。あなたの、地域でも鯉のぼりが青空の下、優雅に泳いでいるのでは!

午の節句、なぜ、鯉のぼりなのか!それはこんな由来からです。

は、清流はもちろん、池や沼地でも生息できるとても生命力の強い魚です。その鯉が急流(中国の黄河)を上がり、竜門という滝を上ることで竜になって、天へ上るという中国の伝説にちなみ、どんな環境にも耐え、立派な人になるようにとの、子供の立身出世を願い始まったことのようです。

知県では鯉のぼりの他に、「幟(のぼり)」や「ふらふ」といった旗を一緒に上げます。

域によってどちらを上げるか違っており、県西部では「幟」が主流で(上写真)、東部では「ふらふ」を上げるのが習慣です(右写真)。

」にも「ふらふ」にも金太郎や桃太郎、源義経、那須与一などが描かれ、いかにも高知県らしいものには「くじら」が描かれた「ふらふ」なども時々見かけます。ひと昔前は、家紋を描いた「ふらふ」も多かったのですが、最近では子供の名前を大きく染め抜いたものも人気です。いづれも鯉のぼりと一緒に上げるととても豪華です。

らふ」の方が歴史が浅く、明治終わりごろからです。当初、「幟」を上げるのが通常でしたが、4月~5月の農業の盛んな時期に、鯉のぼりだけならまだしも、竿(さお)とのつなぎ目の多い「幟」を毎日上げるのは大変なこと。加えて、天候も不順。

こで、大漁旗のように2・3箇所止めるだけでよい「ふらふ」が県東部で普及していったそうです。ん~民衆の知恵ですね。

源もオランダ語のVlag(フラホ)からきたとの説が有力。

のゴールデンウィーク中には野市町の仁淀川で「仁淀川水中こいのぼり」が行われます。野市町は和紙の生産が盛んなところで、"水にぬれても敗れない和紙"というのがあり、水中を和紙でできた鯉が泳いでいるんですよ。(左写真:昨年の光景) 毎年多くの観光客やアマチュアカメラマンが集まります。GWの予定を立てられていない方は行ってみてはどうですか?!川下りをしながら、「川を泳ぐ鯉のぼり」が楽しめますよ!

和村では、清流四万十川の上空を、約500匹の鯉のぼりの川渡しが行われています。20年以上も続いている行事です。

年は雨が多くて子供達も、鯉のぼりも青空が待ち遠しい毎日ですね。(^-^)


高知の鯉のぼり


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